Arial Narrow は無料? ライセンスと商用利用をわかりやすく解説
最終確認: / ArialNarrow.com 編集部
結論から言うと
Arial Narrow は無料で使えても、無料で配ることはできません。Microsoft Office のライセンスがあれば、商用を含め、文書・スライド・印刷物・PDF に使えます。フォントファイルを Web サイトに置く、アプリに組み込む、他人に渡すといった場合には、Monotype の有料ライセンスが必要です。

Arial Narrow の権利者は?
デザインと商標は Monotype が持っています。Microsoft は Monotype からライセンスを受け、Office をインストールしたユーザーに限定的な権利を付与しています。この流れが重要です。あなたの権利は Office のライセンスから来ているので、そのライセンスが認める範囲しかカバーしません。デザインの成り立ちはArial Narrow の歴史をご覧ください。
できること・できないこと
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Office の文書と印刷
Word・Excel・PowerPoint のファイルで使い、それで作ったチラシ、レポート、パッケージを印刷できます。商用の仕事も含まれます。
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PDF への書き出し
Word や多くの PDF ツールは、編集できない形でフォントの一部を埋め込みます。読み手がレイアウトどおりに見られるようにするためで、付属のライセンスでも通常は認められています。
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画像とロゴ
見出しやロゴを Arial Narrow で組み、PNG・JPG・アウトライン化した SVG で書き出せます。画像はあなたのもので、フォントファイルは手元に残ります。
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Web サイトの @font-face
ブラウザにダウンロードさせるために TTF や WOFF2 をサーバーに置くことは、配布にあたります。Monotype の Web フォントライセンスが必要です。
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アプリとゲーム
iOS・Android・デスクトップのアプリにフォントを同梱するには、アプリが無料でもアプリ埋め込み用のライセンスが必要です。
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フォントファイルの共有
TTF をクライアントにメールで送ったり、GitHub に公開したり、テンプレート集に入れたりはできません。使う人それぞれにライセンスが必要です。無料ダウンロードサイトが危険なのも同じ理由です。
ライセンスが必要なら、購入方法はこちら
Monotype は、MyFonts と Monotype Fonts を通じて Arial Narrow のデスクトップ・Web・アプリ・ePub 用ライセンスを販売しています。Web ライセンスは通常、月間ページビューで、アプリライセンスはタイトル数で価格が決まります。プロジェクトに見合わない価格なら、無料のコンデンスフォントを使えば手続きも不要です。Arial Narrow の無料代替フォント一覧で近いものをランキングしており、Arial Narrow の購入ガイドでは MyFonts・Monotype Fonts・Office を比較しています。
これは法的助言ではありません
このまとめは、問題に早めに気づいてもらうために作成したものです。ライセンス条件は変わることがあり、法的な拘束力を持つのは Monotype の最新の EULA だけです。法人での利用や特殊なケースは、Monotype に直接お問い合わせください。
よくある質問
Arial Narrow は商用利用できますか?
Microsoft Office などライセンスのあるソフトで作る文書や印刷物なら可能です。印刷したパンフレットを販売したり、クライアントに PDF のレポートを送ったりするのは問題ありません。制限があるのはフォントファイルそのものです。Monotype から適切なライセンスを購入しない限り、再配布、サイトでのホスト、アプリへの組み込みはできません。
商標登録したいロゴに Arial Narrow を使えますか?
通常は使えます。ロゴのデザインは Monotype ではなくあなたのものです。誰かにファイルを渡す前に文字をアウトライン化して、フォント自体が一緒に渡らないようにしましょう。1 つの書体に大きく依存する商標出願の場合は、Monotype の EULA を読むか、専門家に相談してください。
PDF に Arial Narrow を埋め込むとライセンス違反になりますか?
通常の文書ならなりません。Word の「PDF として保存」は表示専用のサブセットを埋め込むもので、一般的な方法です。編集可能な PDF テンプレートを販売する場合は話が別です。フォントを内部に含む製品を販売する前に、ライセンスを確認してください。
スマホアプリで Arial Narrow を使えますか?
Office のライセンスでは使えません。アプリの中にフォントファイルを入れることはソフトウェアへの埋め込みにあたり、Monotype は別ライセンスとして販売しています。Roboto Condensed のような無料の Google Fonts なら、この問題はそもそも起きません。
無料フォントサイトから Arial Narrow をダウンロードするのは合法ですか?
Arial Narrow を配布できるのは Monotype とそのライセンスを受けたパートナーだけなので、無料フォントサイトには配布する権利がありません。そうしたサイトのコピーを商用の仕事に使っても、根拠となるライセンスがない状態になります。
学生は Arial Narrow を無料で使えますか?
Microsoft 365 Education などを通じて学校から Office が提供されているなら、レポート、スライド、印刷する課題に Arial Narrow を使えます。ただし許可はフォントファイルの手前までです。個人のサイトに置くには、やはり Web ライセンスが必要です。
何も買わずに自分のサイトで Arial Narrow を使えますか?
CSS でフォント名を指定するだけで、ファイルをアップロードしないなら使えます。すでにインストールしている閲覧者(主に Office の入った Windows ユーザー)には表示され、それ以外の人にはフォールバックフォントが表示されます。